マジックブックチャンネル

魔法や魔術、呪術の知識など、オカルト系をYoutubeで公開しています。 ただ、動画だけだと表現しにくい部分もありますので、こちらのブログでぼちぼち補足などを含め書いていこうと思います。

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日本でも有名な呪いの作法の一つ「わら人形」。
誰が考案したかは定かではないと言われています。
今のところ江戸時代にそのスタイルが確立したとも言われていますが、実際のところは分かっていません。

さて、このわら人形なんですが、ネット等で見ると、その作法や必要な道具が紹介されています。

ですが、ネットで書かれているもののほとんどは、江戸時代に書かれた本などから引用して、あたかもそれが正しいように書いてあるだけで、それが本当に正しいやり方なのかどうかはわからないのが現状だと思います。

そもそも江戸時代は民衆に呪術が大流行りした時代です。

その頃に書かれた書物などでは、西洋の量販されたグリモアと同じで、作者が書物を売るための工夫します。
そのため、本来の内容などが曲げられて書かれたりしています。

ですからその当時の書物を参考に現代で書かれた呪いの作法には間違いが多いものもあるのではないでしょうか?

たとえばわら人形の作法に顔を白粉で塗るとか、ろうそくを頭の上に三本立てるとか、そんなものが書かれていますが、これは読んだ者が不気味に思うように考えられた演出では?と思いませんか?

人間というのは不気味なものほど、噂にします。
江戸時代といえば噂話が民衆の娯楽の一つ。

そんな時代だからこそ、書物を売りたい人々は色々な手法を考えます。

さて、話が少し違う方向に行ってしまいそうなのでここで戻します。

このわら人形、実は元になる作法がだいぶ違いますし、その作法を書かれている本などを見てもある大事な部分に触れてないものがほとんどです。

このわら人形の元になる呪術は、口伝でのみ伝えられています。

そういったものを代々受け継いでいる 一族などには伝わっていますが…。

ではここでわら人形に必要な道具と、実際伝えられている道具の違いと作法の考え方について書いていきます。
※ですが、一部材料については伏せさせていただきます。人を呪わば穴2つという事で、用心のためです。
材料はなんなのかご想像にお任せします。

1 わら人形→神事などに使うある植物を本来は人形型にして使用。

2 五寸釘→とにかく木に打ち付けるものであるならばなんでも構わない。これは単に木に打ち付ける材料だったものが江戸時代の噂話などの流れの中で五寸釘を打ち込んでいるほうが不気味に感じるのでそうなってしまった経緯が見られる。

3 呪う相手の一部→これは必須というか、あった方が良い。髪の毛でも良いし、爪でも良い。なお、本来はこの髪の毛などを手に入れる時に直接、素手で触らない事。人にとってきてもらうか、箸などでつまむかの方が、実は自分に跳ね返りづらい。

4 誰もいないところで見つからないように夜中に行う→これは呪術の基本としての問題で、道具も、呪術を行なっているところも人に見られたら効果がなくなるからである。それが、もっとも不気味な丑三つ時に行うことで怪談話としては盛り上がるからそうなってしまった経緯がある。実際は昼間でも構わないし、別に神社の裏とかじゃなくても良い。もっと重要なのは呪いが成立するまではその人形すら人目についてはならない。だいたい今、書かれているものはそこまで言及していない。

5 白粉を塗る→これは必要ありませんが、なんというか…そう形から入ると人間というものは、その物事を行う例えば鬼なら鬼になりきってしまうので、そういった点では必要かもしれませんね?という程度です。

とまあ、こんな感じですかね。
結局、人形系の呪術と大差はありません。

とはいえ、やっぱり夜中に白いものが蝋燭の炎で揺らめきながらワラ人形打ってたら、呪いも効きそうですよね。

人を呪わば、穴2つ。

皆さまもご注意を。

それではまた。





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